汎マイム工房時代

僕のパントマイム修行時代はなんと言っても汎マイムに入所した時。

憧れていたパントマイムの面白さを教えてもらいました。

師匠の指導は厳しかったですが(笑)

パントマイム修行時代 まず最初に教えてもらったのは人形振りでした。

次に壁表現、棒表現、綱引き、重量あげ、風船などです。

パントマイム修行時代に最初にやった人形振り 今でも重要なパントマイム表現

師匠の動きを真似してみて師匠が気に入らないと叱咤される

という感じ。

TEN-SHO1994

TEN-SHOプロフィール

しかし先輩方は、やさしかったです。

例えば、やまけいじさん

固定点のヤマと みんなが呼ぶほどテクニックが上手く

やまさんの壁表現に憧れたものです。

その頃お金がなくて、いつも腹をすかせていた若手を

練馬の自宅アパートに招いてくれて

すき焼きや鍋料理を食べさせてくれたり 当時なかなか手に入らなかった

マイム、クラウンの洋書を見せてくれたり本当に勉強に、なりました。

コミカルな作品を得意でしたね。

現在でも浅草の演芸場などを中心に幅広く活躍されています。

もう一人 松元ヒロさん

身体の線が細く繊細なマイムをされていました。

工房を離れた後、笑パーティーというコミックバンドに参加して

テレビ番組の『お笑いスター誕生』でブレイク

ザ・ニュースペーパーの立ち上げメンバーに、なられてます。

松元さんとは、同じ西武池袋線沿線だったので

最終列車を逃した僕を哀れんで松元さん宅に泊めていただきました。

バイトも紹介してもらったり奥さんにも料理を振る舞ってもらったり

本当に、お世話になりました。

そんな中でのマイム修行の日々、、、、

当時の汎マイムの稽古スタイルは、ストレッチ(野口体操)〜マイムテクニック〜

その日のマイムテクニックを使った少作品を個人で発表する!

というものでした。

15分間くらいでストーリーを考えなくてはならないので大変です。

ストーリー構成が、できた生徒から挙手して発表する流れ、、、、

諸先輩は、5分足らずで手を上げてましたね。

まだ初心者だったので、だいたい いつも僕が最後の演技者でした(笑)

小作品の発表後は、アドバイスをもらえたりして

それも勉強に、なったなぁ〜。

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