パントマイムの空気感
それぞれが、自分のスタイル
パントマイムの空気感とは?
いろいろなマイム表現者、指導者が、います。
自分が、信じる考え方や理論で活動しています。
そんな中 僕のマイム理論は、まわりにとりまく空気を使いましょう!
ということです。
言い換えれば『気』と言っても良いかも知れません。
壁表現では、てのひらで空気を固定します。
人形振りでは、とりまく空気に影響されて動かされてしまいます。
風船作りは、空気を膨張させてイメージを伝えます。
つまり、無いものを作り出すのではなく
見えなくてもそこにある空気を使いましょう!ということなんです。
それが僕の思う、パントマイムの空気感。
イメージ的には、ボクシングのシャドーや空手の型に
ちかいかも知れません。
ひとりっ子だったので、よく一人遊びをしてました
架空の対象物を作ったりして、、、、
子供の頃から映画好きだったので
今では、映画DVDを2000枚くらい持っています。
アクション映画、SF映画、戦争映画が多いです。
アクションものは、対戦相手との距離感
SFものは、空気(酸素)が足りないシーン
戦争映画は、特に潜水艦ものが好きで
これもまた水圧との戦い 空気残量と苦戦します。
これは、もう僕自身の好みの話ですね。
霊感があるわけでもなく幽霊や心霊現象も信じていませんが
44年、パントマイムの仕事で、いろいろな所に行きました。
宿泊したホテルや旅館で不思議な体験もたくさんしました。
そんな時、感じるのは、僕はパントマイムをやる体質なもかもな
ということです。
何かを感じとるというか、、、、
子供の頃からの記憶をしっかり覚えているパントマイミストは
たくさんいると思います。
その時どんな気持ちだった
その時どんな空気、匂いがしたなど
そういう記憶が、マイムの作品作りのきっかけになるところも
僕がパントマイムをやめられないところです。(笑)
全国の小学校や中学校にパントマイム教えに行って15年
12万人の児童、生徒に教えています。

長距離移動は、64歳の身体には正直つらいですが
毎回、昔の自分に教えている気持ちで丁寧に指導しています。