パントマイムのテクニック
パントマイムのテクニックは基本的に、手数を多くすることが大切です。
そうすると観客に無いものが見えている時間が長くなります。
これは無対象表現のベーシックテクニックです。
しかし あまり長すぎるとテクニック優先になって
演者のキャラや感情が、おろそかのなりがち、、、、
パントマイムのテクニック この匙加減が、難しい。
一例ですが、僕の場合
まず作品に詰め込めるだけのテクニックを詰め込んで
映像を撮ります。
それを後日みてテクニックが、しつこいっ!
と思う部分を削除する
という方法をとっていました。
最近は、
やっと作品を作っている時に自らをフカンで見れるように
なったので、その点は助かってます(笑)
例えば、朝起きて顔を洗い歯を磨き服を着替えて自宅を出る〜
という一連の動きが、ありますよね?!
毎日のように、やっている行動なので、ほぼ無意識でも
できると思います。

その行動を意識してやるのが、マイムに、なっていくんです。
右利きの人は、右手で水道の蛇口をひねる〜両手で水をすくい顔を洗う〜
タオルを取り顔をふく〜
という具合です。
そのシンプルな行動をパントマイムのテクニックを
もちいて行為としてのパントマイムに昇華するんです。
パントマイムのテクニックでもうひとつ大切なのは、
顔、表情です。
豊かな、顔演技は、パントマイム作品には、必要不可欠でしょうね。
面白い顔をする!ということでは、なく喜怒哀楽など
たくさんの表現を練習します。
僕は、映像で落語家さんの演技を参考にしてます。
落語は、独りで何人もの登場人物を演じ分けますよね。
その点では、パントマイムと、ちかいと思います。