楽しかったパントマイムの仕事

汎マイム工房に入って

パントマイムの仕事で、すぐ師匠のカバン持ちとして

弘前さくら祭りに、連れて行ってもらいました。

当時、青森県はゴールデンウイークあたりが、桜が満開に

なっていたんです。

初めて乗る寝台列車、初めて見る弘前城、初めて観る見世物小屋

すべてに興奮したものです(笑)

パントマイムの仕事で

師匠との二人旅

いろいろなパントマイムの話を聞けました。

安宿に二泊、夜は師匠は焼酎の牛乳割り 僕はコカコーラで

深夜まで語りました。

それから毎日8時間のパントマイムの練習を自分に課すようになり

入所して3ヶ月した頃、最初のパントマイムの仕事、イベント出演をもらいました。

町田の駅前でのイベント出演

人形振りや水素風船も配りましたね。

師匠からは、もしクライアントさんに何年やってるんですか?

と聞かれたら3年やってます

と言えと指導されました(笑)

パントマイムの大きな仕事

とにかく稽古したパントマイム技を見てもらえることが

嬉しかった。

3畳間のアパートで生活しながら ひたすら技を磨く毎日、、、、

その後、大きなプロジェクトが、汎マイムに舞い込みました。

カネボウ化粧品の新作商品プレゼンです

毎週末、全国のデパートに行くパントマイムの仕事でした。

デパートの1階のフロアーは、化粧品売り場ですよね?!

そこで、まず僕が、テレビのイメージソングに合わせて人形振りをします。

お客さんが、集まったとかろで美容部員さんにバトンタッチすると

いう流れでした。

今でも『ハルサキコベニ』や『セキドウコマチ』を聞くと

その頃のことを懐かしく思い出します。

その後2年間で、ほぼ全県に行きました。

芸事は、習うより慣れろと言いますね

そのコトワザどうり当時、僕のマイムスキルが上がりました。

当時のギャラは、手取りで8000円

それでもタダで旅行が出来て、いろいろな出会いや経験も

させてもらいました。

ほぼ全国に行った僕は、次は世界だなぁ〜とぼんやり考えていた矢先

汎マイムに海外公演のお誘いが来たんです

その少し前、工房の中心メンバーが退所して

僕は、順主役の位置に、なっていました。

当然、イタリア公演に同行、パリ ポンピドーセンター前広場での

デモンストレーションや

翌年のイタリア公演、エジプト観光など

良い思い出ばかりです。TEN-SHOプロフィール

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