パントマイムの歴史と身体表現の歴史〜TEN-SHOが語る黎明期の修行と可能性〜
パントマイムの歴史とは?身体表現とは?

パントマイムのTEN-SHOです
パントマイムのテクニックは、なかなか
文字では、言いあらわせません
それは何故か?
ダンス的な要素が、あるからです
身体表現という点では、ほぼ同じと言って良いでしょう
修行時代と身体表現のダンスとの出会い
僕はマイム歴44年ですTEN-SHO
その黎明期の10年間は、マイムテクニック修業しながら
クラシックバレエ
ジャズダンス
ブレイクダンスを
学びました
特にクラシックバレエは、マイムのポーズや脚のポジションには必修な要素でした
(1980年〜1990年くらいの話です)
当時のパントマイム業界
僕が所属していた
汎マイム工房をはじめ
ママコ・ザ・マイム
東京マイム研究所
無言劇カンパニー
ぴえろ館
など10カ所ぐらいの
マイム指導組織が、あり
シノギをけずる環境だったんです
「俺たちがやっている事はパントマイムじゃない」
「マイムなんだ!」と言う先輩達も現れ
先人の活動をリスペクトしつつ
反旗をひるがえす
みたいなシンパントマイム運動が、あったんです
その後その先輩達は
凝り固まった業界に
別れを告げ
舞踏世界に進出していきました
TEN-SHOがパントマイム業界に残った理由
やはりパントマイムと言えば
壁、人形振り、重量上げ、エスカレーター、綱引き、風船、マイムウォーク、固定(カバンや風船)
などなどイメージが決まってしまう時代でした
そんな中、僕が何故パントマイム業界に残ったのか?
当時の自分を振り返ると
こんな事を思っていました
「まだ誰も僕が観たいパントマイムをやっていない!」と言う事でした
パントマイムの歴史 語源にヒントがある
パントマイムの語源は古代ギリシャ語の
パントミモス(パントスミモスの説もあり)
和訳すると万物のモノマネ
もしくはそれをする演者ということらしいです
と言う事は、パントマイムとは
なんでもやって良いんですね〜
すべてのマネなんですから((笑))
この概念は、僕にとって無限のエネルギーと可能性を与えてくれました
(つづく)