パントマイム表現 重さと軽さ
パントマイムは、基本的に身体ひとつで表現します
パントマイムの表現での体の使い方はとても重要です。
架空のものを持つ時、自分の体重を使います。
例えば重量あげ、この演技の時は、自分の体重を意識して
その重さを上げたり下げたりして表現する。
つまり自らを持ち上げているんですね。
ロボット、体重が数倍になったつもりで動きます。
歩くときは、足裏の重心をオーバーに移動させ重さを表します。
オフバランスも使い少しの不自然さも表現すると良いと思います。
重い物を持つ演技、片手で持つか?両手で持つかで?
重心が変わりますよね
パントマイム表現は、それを意識することが大切だと思います。
重い演技の場合、体重を踵よりにおきます。
軽い演技の場合、体重をつま先よりにします。
パントマイムの軽い表現は、マイムウォーク、スローモーション
風船、綱引きなどが、入ります。
一見つな引きは、重さを表しているように見えますが
無対象で表現するパントマイムでは、軽いジャンルに、なります。
(個人的な見解です)

風船は、共通イメージとして、フワフワと軽い感じがしますよね?!
それを身体で演じながら上半身で風船を膨らませる動きをします。
スローモーションの場合、まずリアルスピードで動いてみて
どこまでスローにするかを繰り返し練習してみると良いと思います。
若干オーバーに演技してみるとコメディー感が出ます。
マイムウォークの場合、上から吊られているイメージを使います。
身体を引き上げると足がスムーズに動かせるようになると思います。
映画『サイレントムービー』にマルセル・マルソーが出演しています。
開けた窓から風が吹き込みます、、、、
窓を閉めようと歩きますが、強風でなかなか たどり着けません。
これは、マイムウォークを使ったプレッシャーウォークです。
参考になると思います。
パントマイムの参考になる映画や芸人(お笑い)さんの事も
そのうち話したいと思います。

